NAUI COURSE DIRECTOR / 山田 剛士 YAMADA TSUYOSHI
深海で出会う未知の世界が、人生を覚醒するダイビングの世界。
スキューバダイビングで潜るということは、ダイビングツアーの楽しさのほんの一面。
ダイビングを通じて私が出会ってきた人たちの中でも、生涯付き合える一生の友達との出会いも少なくありません。この出会いこそダイビングの魅力の醍醐味であり、話が尽きない海の世界の深さにあります。私の人生を深く深くしてくれたダイビングの世界。
そして、海のすばらしさ、スキューバダイビングの醍醐味を伝えれる仕事に魅了されました。
ダイビングの達人たちを育成するエキスパートダイバーの秘話。オーシャンステージ設立から、なんばEIKIKAN移転への経緯。業界内でも特に多くのダイバーを輩出するオーナーの今後の展望を伺った。
寝る間を惜しんで、早朝から深夜までが全力疾走だった沖縄時代。
ダイビングとの出会いは専門学校の2年生、若干19歳。専門学校の2年生時の6月に、沖縄でのライセンス取得実習すぐの翌月7月から、早速就職先のダイビングが研修スタートしました。
最初は正直つらかったですね。今でこそこのような事は無いですが、当時はスパルタトレーニングが普通で、真冬でもウェットスーツでトレーニングしたりと、かなり過酷でした。今、どんな状況でも安全にダイビングインストラクションが出来る自信があるのは、あのころの過酷なトレーニングをクリアしてきたからなので、良い思い出ですが(笑)
沖縄でのダイビングは今も昔も大人気。毎日、ダイビング取得の指導やFUNツアーのガイドの日々。1万本くらいは潜ったんじゃないでしょうか。そして沖縄でもたくさんの人と出会い、たくさんお酒も飲みましたねw。おかげ強くもなって、楽しみの一つになりましたが、みなさんほどほどに!
いつもと同じような海に見えますが、実は毎日海は変化します。海のコンディションによっては潜るポイントも異なり、注意点も変わります。
3秒後には変わる海という職場で、私は「安全」に対する意識が激変しました。
お客様には変わらない海の楽しさを体感してもらうには、私たちがその変化に対応しなければなりません。そこからは厳しいトレーニングもただこなすだけでなく、考えながら鍛え、スタミナや集中力を高めることを意識し、ダイビングのエキスパートとして潜り続けました。
シーズンオフは、休み無しの北海道ホテル経営の勉強へ
当時勤めていた会社では、さまざまな事業を展開しており、沖縄でのダイビング事業から飲食店、北海道でのホテル運営まで展開していたので、シーズンオフになると、北海道でのホテル責任者として働きました。
この時に当時の社長から経営のイロハを教えてもらう、っというか見て覚る。日々が始まりました。
ダイビングショップの経営を夢見ていたので、この時の経験は本当に勉強になりました。
シンプルに良いサービスを徹底して追求することで、売り上げは比例します。
満足度No.1を目指すダイビングショップへ
いかに満足いくサービスを提供できるのか、お客様が求めていることは何なのか、ダイビングショップが提供できるものは何なのか、悩み抜いた先に見えたのは「安心と安全」でした。どこも同じようなキャッチコピーでPRしていますが、本当に安心・安全な環境を整えているダイビングショップはどのくらいいるのでしょうか。
私は本当に安心でき、ゆとりのある心で潜れるダイビングと、何があってもサポートできるインストラクター人材を整える、業界No.1の安心安全で満足できるダイビングショップを目指し、オーシャンステージを設立しました。
設立当初は、前職からお付き合いのあるダイバーたちに支えられ、多くのダイバーを誕生させることが出来ました。そして、オープンして翌年からNAUIの全国で数店舗だけが選ばれるというグッドスクーバセンターとして受賞致しました。
それ以来、毎年連続で受賞することができ、大きな自信を得ることができました。
もちろん現状で満足することなく、最高の「安心と安全」なダイビングライフをサポートできるダイビングショップとして、試行錯誤を重ね、お客様の想像を超える海の世界をご案内できるよう、常に向上できればと思います。
Profile
山田 剛士(やまだ つよし)
8月31日生まれ。大阪府出身。沖縄現地ダイビングサービス、都市型のダイビングショップ、主催旅行業、留学業、北海道でのホテル業など幅広い経験を活かし皆様へのダイビングから国内旅行、海外旅行のサポートをいたします。
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