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水中カメラ

固定テクニック


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手ブレを防ぐ基本姿勢

手ブレを防ぐには体の安定ともうひとつ、カメラの持ち方が重要になってきます。 
陸上でも脇を締めて両手持ちといいうのが基本ですが、更に安定しない水中では、海況に応じてさまざまなコツが必要になってきます。

  • 両手で持つ

    うねりのある水中では、両手で持つのが基本。
    片手ではブレてしまうことが多いので気をつけましょう。
    ただし、ハゼなどとなかなか寄れない魚を撮影しているときに、あと少しだけ寄りたいという場合は、片手だけ伸ばすのもアリ。しかし、クオリティを求めるのなら両手持ちで撮りたいところです。
  • 脇を締める

    こちらも陸上での撮影の基本と一緒。脇をしっかり締めたほうが脇をあけているときよりも、カメラを安定させることができる。つい忘れがちなので、被写体を見つけたらここまでの基本動作を確認しよう。
  • ヒザ立ち

    中性浮力やフィンピボットより、着底してヒザ立ちをしているほうが体を安定する。
    正座だと意外と踏ん張りがきかないので、前後左右からうねりや流れに踏ん張りがきくヒザ立ちのほうがオススメです。このときBCの空気を排気するとさらに体は安定します。
  • 這いつくばって

    ハゼなど砂地にすむ生物を撮影するときは、這いつくばるのが基本。
    体が安定するし、ハゼなどからも見つかりにくいというメリットがあります。さらにもうひと寄りしたい場合は、両手を伸ばして撮ってみよう。
  • 力を込めずにシャッターを押そう

    シャッターを押すとき、つい力んでしまうのが、力が入ってしまうと、シャッターを押したときにカメラが動いてしまう。シャッターが下りるくらいの力を加えればいいので、リラックスして力を込めずに押そう。
  • 明るい場所で撮ろう

    撮影場所が暗いと、撮影に必要な光量をカメラが得るために、シャッタースピードが遅くなりがち。そうなると、当然手ブレを起こしやすくなるので、なるべく明るい場所、天候で撮るように。地形をノーストロボで撮るには、特に注意が必要です。
  • 手ブレ補正モードに設定

    最近のデジカメには手ブレ補正モードが搭載されている機種が多いので、必ず設定しておこう。ただし手ブレ補正モードに設定しているからと安心して、ここまで紹介したことをおろそかにしないように!
  • 両手を岩に押し付ける

    カメラを両手で持って、脇を締めることは基本姿勢ですが、足場が不安定な岩場では、両手でカメラを固定するには、さらに両手を岩に押し付けることでカメラを安定させることができます。あまり動かないウミウシやカエルアンコウ、ギンポなどの撮影にオススメ!
  • 手で岩をつかみそこにカメラを載せる

    ドロップオフの小さな窪みにアケボノハゼがいる場合など、足をつく場所がないところでは、左手で岩をつかみ、その上にカメラをおいて撮影する方法もあります。
    ただし流れが強いと腕力が必要なため、できればもう少しやさしい環境で撮れるようガイドにリクエストしてみよう。
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