スキューバダイビングに必須のライセンス「Cカード」とは
● 世界共通のダイビングライセンス「Cカード」
本格的にスキューバダイビングを行う人は誰でも、「Cカード」の取得が必要です。
Cカードとは、正しくはCertification Card(認定カード)の略で、
これを保有することでダイビングに必須の知識と技能を習得したと見なされます。
Cカードを持っていれば、世界のどのダイビングスポットでも潜ることができるほか、
空気を充填したボンベを借りるといったダイビングに必要なサービスを、
世界のどこででも受けることができるのです。
ダイビング技術そのものは、講習によってほとんどの人が驚くほど簡単に習得できますが、
スキューバダイビングは水中という特殊な環境下で行うスポーツであることから、
安全で快適にダイビングを楽しむためにはプロのインストラクターから、
知識と技術の基本をきちんと学ぶことが義務づけられているというわけです。
Cカードとは、ダイバーとしての資格を公的に証明する世界共通の認定証、と定義できます。
● 最短2日で取得可能なCカード
ダイバーに必須のライセンスであるCカードですが、あくまでも民間で発行するダイビング技能の認定証であり、
行政が認めるところのライセンス=「免許証」とは意味合いが異なる点には注意が必要です。
世界の代表的な指導団体の主導で発行されているCカードは、
所定の講習を受講することで誰でも取得することができます。
たとえば、主要団体の一つであるNAUIが主導する講習では、
最短2日間で最大水深18mまで潜ることができるCカードの取得が可能です。
取得後は、器材の購入やレンタルなどにおいて、自分に合った最適な製品が選べるようになります。
Cカードは、ダイバーの知識と技術、経験値によって様々なランク付けがなされており、
ランクごとに潜水可能な水深や場所に制限が定められています。
ダイビングのテクニックは、頻繁にトレーニングを重ねてランクアップしていくこともあれば、
反対に長期間ダイビングから離れていてスキルが低下することもあり得ます。
安全なダイビングのためには、前回から期間が空いた場合は改めて追加トレーニングを受けたり、
専門コースで学び直すなどで、ブラッシュアップを図る心がけも大切です。
当校では、個人の希望に沿ったCカード取得のための多彩なコースで、
無理なく、無駄なく、そして何より楽しみながらダイビングのスキルを身につけることができます。