フィンキック ~膝が曲がってしまう原因について~
前の投稿にもありますがダイビングではフィンという足ひれをつけて泳ぎます。
普通に水泳などで泳ぐのとはまた違って慣れるまで難しいのがフィンキックです。
間違った泳ぎ方で膝を曲がったままずっとダイビングをしてると、膝を痛めてしまう可能性もあります。
【こんな症状ありませんか?】
・キックしても進まない
・中性浮力が上手くできない
・泳ぐときにいつも手が動いている。
・よく足がつる
・空気のエアの消費が早い
どれか当てはまった場合はフィンキックが原因の可能性があります。
【膝が曲がる原因について】
1.自転車漕ぎキック
↳フィンをけろうとして、水の抵抗に負けてけり込めない。
キックをしても伸び縮みをするだけで推進力は得られない。
2.カナクギキック
↳全身に無駄な力が入り、足がしならず膝が伸び切っている。
足首が固く、曲がったままのキックで運動量が増え、呼吸があがる。
3.ぎくしゃくキック
↳足首の力が抜けず、曲がったままキックをしフィンがまっすぐけり込めない。
上半身のバランスが崩れ、カバーするために手が動く。
4.フィンが自分に合っていない
↳重すぎたりでかすぎると余計な力が働き、疲れてしまう。
【膝が曲がらない対策について】
・正しくキックするポイントは...
太ももから足を動かしてけり下ろす。フィンとフィンの間のけり幅は50cmくらい目安です。
これ以上大きいと身体がローリングし、狭いとけり込めない。
膝はけり下ろすと自然としまって曲がる。曲がりすぎると自転車漕ぎになるので注意が必要です。
けり下ろすとき、足首が伸びていることが重要です。実際やってみると思っているより難しく感じます。
自分では曲げている感覚がなくても、他者から見ると膝が曲がっていることがよくあります。
一度可能なら、実際に泳いでいるところを撮影してもらうと自分のフィンキックがどんな感じなのか分かると思います。
まとめ
自分に合ったフィンを選ぶこととダイビングに大切な中性浮力を取り水平姿勢で
正しいフィンキックをすることが大切です。
正しいフィンキックを習得出来れば海の中でも快適に無駄な体力を使うことなく
長い時間楽しむことが可能になります。なので上手なフィンキックを習得してダイビングを楽しみましょう!