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TOPICS 2024.03.27

オオカワリイソギンチャク

名前

オオカワリイソギンチャク や オオカワリギンチャクとも言う

 

 

・大きさや生息場所

<大きさ>

イソギンチャク自体の大きさは直径5cmほどで触手も合わせれば直径10cmほど。

小さいもので3cmから4cmほどの個体もある。

<生息場所>

通常水深は35mから100m程に生息し、和歌山のみなべ町沖から伊豆諸島近海の数カ所しか存在しない。

和歌山のみなべで言うと、ポイント田辺の「ショウガセ」で見ることが出来る♫

 

<特徴>

イソギンチャク類のカワリギンチャクという仲間ですが、このカワリギンチャクのみ初期の6対の隔膜のうち、

方向隔膜を除く側方の4対の隔膜の内腔に新しい隔膜が出ている。

クラゲの蛍光タンパク質と同類の物質を持ち体が全身鮮やかな神秘的イエローで、

表面に刺胞の塊の斑点を一切欠くのが特徴でもあり、非常に鮮やかな色彩で、

他のイソギンチャクとの区別はとても分かりやすいです☆

現在の所は日本で数か所しか見つかっておらず世界的にも希少で昔は一面に緑いっぱいの

お花畑だったそうです。それが環境の変化や乱獲等で個体数も年々減っているので、

保護対策も検討中とのことです( ;∀;)

数か所にしか生息していないので、このオオカワリイソギンチャクを撮影したくて

現地に遊びに来てる方もいるそうですよ♪

イソギンチャクの中でも珍しくて、見れる場所も限られるので一生に一度は見てみたい生物の一つでもあります☆

・2015年以前の様子と現在の状況

10年近く前

の群生してた時の画像がこちら

オオカワリイソギンチャク

かなりの密集度で見応えがありました。水面からでも黄色の群生が見えたほど。

2022年のオオカワリイソギンチャクがこちら

オオカワリイソギンチャク

地球温暖化の影響や黒潮の蛇行、

でもやはり多くのダイバーが踏みつけてしまったりの影響が

大きいように思います・・

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