現生最大の魚「ジンベイザメ」
□ ジンベエザメ
英名はWhale Shark(ホエール・シャーク)と呼ばれ、日本語にすると鯨鮫。 その名前の通り、性格も非常に穏やかで体長も大きいことから鯨に似ていると言わる場合もあります。
・大きさと生息場所
□ 大きさ
現在で確認されている最も大きいもので体長約13.7m、顔の幅だけで1.6 mという、びっくりな大きさ。 過去に21mの大きさも報告されているそうですが、これは本当かどうか正確な計測による数値ではないらしい。 サメの中では圧倒的に一番大きく、現在生息している魚類の中でも最大クラスの魚です。ダイバーの真上、水面を通る際にはいきなり雲がかかって雨が来たのかと間違うぐらい!
□ 生息場所
ジンベエザメは基本的に熱帯や亜熱帯の海、日本では沖縄などの黒潮の通る付近、赤道近辺の水温が比較的高い18℃~30℃の海域で生息しています。表層、いわゆる水面を回遊すると言われていますが、過去の情報では水深約700 mでも確認されているらしい。
・特徴と名前の由来
□ 特徴
ジンベエザメの特徴といえば、体の大きさと背中の斑点模様。 なんと泳ぐ速さは平均4 km/h、最大でも約13 km/hととてもゆっくりでダイバーがカメラを持って付いて行けるぐらいのスピードで回遊しています。 ジンベエザメは生まれてから死ぬまでずっと、止まることなく泳ぎ続けます。横幅約1.6mもの口を開けて、口から入った海水がエラ孔を通る時にエラで水中の酸素を取り込んでいるので、泳ぐことを止めると呼吸ができなくなってしまいます。 また大きな体をしていますが、主にプランクトンと、小魚、海藻などを主食としています。沖縄の美ら海水族館では、なんといっても迫力満点で人気なのがジンベエザメの食事タイム。大きな口を開け、海水と一緒にそれらの生物を口腔内に吸い込み、吸い込んだ水の中から微細な生物だけ濾し取ります。この時の立ち泳ぎも必見で、ジンベエザメの食事時間には大勢の人が見物しに並びます。
□ 名前の由来
和名の「ジンベエザメ」というのは、体の模様が昔の江戸時代から着られた「甚兵衛羽織」という着物に似ているらしい。 英名はWhale Shark(ホエール・シャーク)と呼ばれ、その名の通り、性格も温厚で体長も大きいことから鯨に似ていると言われています。
・会える場所は?
□ 当店のダイビング企画で会える場所
モルディブ、ガラパゴス諸島、ココ島、スミラン諸島などがジンベエザメに出会える有名なスポットです!
ジンベエザメにほぼ遭遇出来る、フィリピンのボホールダイビング企画も進行中!
大きなジンベエザメを間近で見られるツアーです!ガラス越しではなく同じ海で泳ぎましょう。