ダイビングができない病気はありますか?
●ダイビングができない病気はありますか?
ダイビングを行うにあたり、ダイビングが出来ない病気・障害の事を「禁忌」と呼びます。
禁忌の中にも、ダイビングが出来ない状態の絶対的禁忌、医師の診断書が必要になる相対的禁忌、
病気または怪我が完治すればダイビングが可能になる一時的禁忌の3種類に分かれますので紹介致します。
絶対的禁忌
まず絶対的禁忌は、喘息・肺気腫・心疾患・糖尿病・てんかん・
中耳炎・妊娠・などがあります。
しかし妊娠については妊娠中のダイビングはできませんが
出産後のダイビングは可能となります。
相対的禁忌
相対的禁忌には、難聴、狭心症、高血圧、低血圧、などが
ありますが、これらは医師の診断の上ダイビングの許可がでれば、
診断書の提出によりダイビングが可能となります。
一時的禁忌
次に一時的禁忌とは耳や鼻のトラブル、骨折、風邪などがあります。
当店ではお申込時に問診表にてご確認を頂いていますが、
その中で現在当てはまる、
または過去に病歴がある場合には、医師の許可がある場合にも
インストラクターがダイビングをするにあたって危険があると
判断した場合にはダイビングは出来ない場合があります。
チェックしなければならない問診表の内容
問診表の内容は、以下の内容になります。
循環器系・呼吸器系のトラブル、耳や鼻のトラブル、ぜんそく、
自然気胸、定期的な薬の服用、心臓障害、閉所恐怖症、難聴、
肺気腫、脂肪肝、核膜炎、肺結核、過呼吸症、癲癇、目眩、
意識を失いやすい、糖尿病、情緒不安定、薬を含むアレルギー、
乗り物に酔いやすい、アルコール中毒、妊娠中、頻繁なひどい頭痛、
花粉症、不整脈、睡眠薬や薬品の常用、動悸、過度な肥満。
風邪やアレルギーで鼻がつまっている状態でも、ダイビングを行うに
あたって危険性があると判断した場合には、延期またはご参加頂けなくなる事もあります。
ダイビングは、ルールを守っていれば危険ではありませんが、身体の状態が
影響しやすいスポーツです。命に関わる事もありますので、ご自身の身体の状態や
疾患などには十分に気をつけてダイビングを行って下さい。