体験ダイビングは初心者におすすめ!知りたい体験ダイビングの基本
海に行ったら一度は体験したいものといえば、ダイビングでしょう。
ウェットスーツをはじめ本格的な器材が必要ですが、体験ダイビングなら、器材をレンタルして気軽にチャレンジできます。
ここでは、体験ダイビングに興味を持った方向けに、体験ダイビングの基本についてご紹介します。
●体験ダイビングとは?
体験ダイビングは、初心者向けのダイビングです。
知識や経験がなくても、器材を背負って実際に水中に潜るところまで体験できます。
見慣れない水中の世界を泳ぎ、不思議な浮遊感を味わうことができるでしょう。
●どこで体験できる?
体験ダイビングは、国内だと和歌山や沖縄、伊豆のような海で潜ることが多いです。
海外のビーチで潜るツアーもあるため、どこで体験できるかはダイビングスクールやショップ、旅行会社のツアーなどによって違います。
中には体験ダイビング用の大きなプールで行うところも珍しくありません。
●どんなことができる?
体験ダイビングでは、最大で水深12メートルほどまで潜ることができます。
ライセンス所持者が利用できるファンダイビングは、最大で水深40メートルほどまで潜るものもあります。
それに比べると体験ダイビングはまだ浅瀬で、まさに初心者向けのダイビングだといえるでしょう。
コースによっては半日~1日がかりで、インストラクターの指導を受けます。
座学や実践を通して、ダイビングの魅力を体感したり、ダイビングの方法を学んだりできます。
●参加条件はある?
体験ダイビングは、参加条件が設けられていることがほとんどです。
10歳から60歳(あるいは65歳)までといった年齢制限や、中には身長や体重まで細かな制限が設けられているところもあります。
子供や高齢者と一緒に申し込む際には、必ず参加条件を確認するようにしましょう。
ただ、体験ダイビングでは、Cカードのようなライセンスは不要です。
全くの初心者でもダイビングが楽しめるため、気軽に申し込んで問題ありません。
●体験ダイビング選びのポイントは?
体験ダイビングを申し込む前に、選び方のポイントを見てみましょう。
満足度の高いダイビングを体験するためには、いくつかの事柄に注目です。
●体験ダイビングの料金
体験ダイビングの料金は、3000円から20000円前後と幅広く、予算に合わせて探しやすくなっております。
複数人で申し込む場合は特に、懐事情と相談して決めると良いでしょう。
なお、体験ダイビングではスーツやボンベなど、必要な器材は一式借りられますが、レンタル代が料金に含まれているか別々かはツアーによって異なるので、要確認です。
安く申し込めたと思っても、器材のレンタル代で結局多くの費用がかかってしまったとならないように、トータルの費用を細かくチェックしましょう。
●スケジュール内容やダイブ数
体験ダイビングのスケジュールやダイブ数は、申し込んだコースによりけりです。
例えば3時間ほどを予定している1ダイブコースだと、座学や準備の時間もあるので、潜水時間は短めになります。
同じ1ダイブでも、4時間ほどのコースであれば、1時間近く潜れることもあるでしょう。
1日に2回ダイブできる2ダイブのコースは、潜水時間が長かったり、アクティビティが用意されていたりと充実しています。
ただ、体力が必要なため、2ダイブコースは体力に自信がある方向けです。
●エントリー方法
海に出るタイプの体験ダイビングでは、エントリー方法(入水の仕方)を選べることがあります。
主に、ボートから海に入るボートエントリー、砂浜から海に入るビーチエントリーの2択となっています。
潜ることに慣れていない方や、子供が参加者に含まれている場合は、不安感が軽減されるビーチエントリーが良いでしょう。
プールで行う体験ダイビングなら、障害物が少なく視認性が良いというメリットがあります。
安全で不安感も少ないため、プールを選ぶのもおすすめです。
●やりたいことが含まれているか
体験ダイビングでは、何をしたいかを明確にしておきましょう。
海の生き物や沈没船を見てみたいという方は、実際の海に潜って、それらを見られるコースを選ぶ必要があります。
また職業としてのダイバーに興味があり、基礎をしっかり学んでみたいという方は、優秀なダイバーが所属しているところで申し込む必要があるでしょう。
いずれにしても、自分たちの目的に合致した体験ダイビングを選ぶことが大切です。
また、食事付き、水中カメラレンタルありなど、オプションも確認しておくとスムーズです。
●体験ダイビングの流れ
ここで、体験ダイビングの流れを確認しましょう。
スクールやショップ、ツアーなどによって違いがありますが、おおよその流れは共通しています。
●予約申し込み・説明会
まずは、希望する体験ダイビングコースに予約・申し込みをしましょう。
日程や料金など、気になることはその際に確認しておくとスムーズです。
無料説明会に参加可能なところでは、その際により詳しく聞くことができます。
●集合・健康チェック
体験ダイビングの当日は、水着やタオルなどの荷物を持って、指定の時間に集合します。
その後、同意書や申込書などに記入し、潜っても問題がない健康状態かチェックを行います。
病歴などもチェックされますので、病歴がある方は、事前に確認しておきましょう。
●座学・講習
器材に関する知識やダイビングの注意点、水中での呼吸の仕方など、ダイビングに必要な知識を学びます。
学習時間は、スクールやショップなどによって変わり、小1時間で終わるところもあるようです。
体験ダイビング当日までに、好きなタイミングで座学・講習を受けられることもあります。
●体験ダイビング
水着とウェットスーツに着替えて、海やプールに移動し、体験ダイビングのスタートです。
水面での呼吸練習から始まり、水中での動作確認や、何かに掴まりながらエントリーなど、徐々に慣らしながら行います。
慣れてきたらインストラクターと共に、10メートルほどの深さへと潜り、本格的な体験ダイビングを行います。
●体験ダイビングに関するよくある質問
●Q.あまり泳ぐのが得意ではありませんが大丈夫でしょうか?
泳ぐのが得意でなくとも、インストラクターがつくので問題はありません。
オーシャンステージでは、NAUIから信頼されているダイビングのプロフェッショナルが、あなたの泳ぎをサポートします。
不安な方は、ぜひご相談ください。
●Q.水着はどのようなものを用意すれば良いでしょうか?
水着は、フリルや大きな結び紐、金具などがついていないものが適しています。
男女ともに、シンプルなものほど、ウェットスーツを着る際の邪魔になりません。
女性の場合はセパレートタイプを選んでおくと、トイレや着替えでも楽になるでしょう。
水着姿が恥ずかしい方は、ラッシュガードもおすすめです。
UVカット効果があるものなら、屋外の体験ダイビングでは日焼け防止にも役立ちます。
●Q.目が悪い人や、コンタクトを着用している人でもできますか?
ダイビングは、度付きのマスクを着ければ大丈夫です。
視力が0.5以上ある方なら、度付きでなくても良いこともあります。
コンタクトは付けられますが、マスク内に水が入った際に外れ、流れてしまうことがあります。
パニックに陥ることもあるので、やや危険です。
●Q.体調や健康の面で気を付けることはありますか?
体調や健康の面に不安があると、体験ダイビングができないことがあります。
前日はお酒を控え、しっかりと体を休めるようにしてください。
また、妊娠中の方や、持病がある方(高血圧や糖尿病、呼吸系疾患や心臓疾患など)は、潜れないことがありますので、事前にご確認ください。
そして、体験ダイビング直後は飛行機に乗らないようにしましょう。
最低18時間ほどは空けないと、「減圧症(げんあつしょう)」になるおそれがあります。
スケジュールは、余裕を持って組むようにしてください。
●Q.生理中でも体験ダイビングはできますか?
生理中でも、体験ダイビングは楽しむことができます。
タンポンのような生理用品を使用し、防寒対策ができていれば悪化も防げます。
ただ、当日の体調によりますので、無理は禁物です。
また、薬の服用をされる場合は、事前に医師に確認しておきましょう。
陸上と異なり、水中では水圧の負荷がかかります。
それにより、人によっては薬の副作用が生じることがあります。
●まとめ
体験ダイビングは、海に行ったら一度は体験したいレジャーの一つです。
普段は見られない景色と、日常で味わえない浮遊感は、忘れられない体験となるでしょう。
体験ダイビングで興味を持ったら、ライセンスも取得して、本格的な趣味にするのもおすすめです。
オーシャンステージでは、体験ダイビングや、ライセンスを取得できるランクアップコースなどをご用意して、お待ちしています。