クマノミ
□ クマノミ
英名「Clark’s anemonefish」「Yellowtail clownfish」などの呼び名があります。
□ 大きさ
雌は約15㎝、雄は約10㎝と雄の方がやや小さい。子供のころは全てオスだそうです。通常多いのは魚類ではメスからオスが大半ですが、
クマノミはオスからメスなんですね。
□ 生息場所
南日本の太平洋岸、小笠原諸島、インド洋、太平洋と幅広く分布している。イソギンチャクを住処としていて、クマノミにはイソギンチャク毒の免疫を持つ。
□ 特徴
色や大きさは生息している地域によって異なる場合がありますが、オレンジ色の身体に2本の白いライン(目の後ろ・身体の真ん中やや後ろ)がある。クマノミはイソギンチャクを住処としていて、ナワバリ意識が高いため攻撃的な一面もある。住処としているイソギンチャクの触手には毒がありますが、クマノミはその毒に対する免疫があります。しかし、生まれ持った免疫ではなく徐々に備わってくるものの為、稚魚にはその免疫はありません。その為、卵の孵化する時には、イソギンチャクの触手に触れない様に親が噛みついて触手を引っ込めさせて安全に孵化させます。孵化したクマノミは水中、水面を漂います。そして辿り着いたイソギンチャクを住処とするので、同じイソギンチャクに複数のクマノミがいても家族とは限りません。イソギンチャクをクマノミ同士でシェアしているのです。
クマノミの仲間も多く存在します。日本で見れるクマノミは6種類。人気の高い「カクレクマノミ」や「トウアカクマノミ」、「ハマクマノミ」、「ハナビラクマノミ」、「セジロクマノミ」です。
□ 名前の由来
クマノミは漢字で「隈の実」と書く。その語源は、「隈」は隈取りという歌舞伎の化粧きていて、他にも「隈」には隠れ場所を表す意味もある。「実」は魚というの意味がある為である。
□ 当店のツアーで会える場所
近郊の和歌山 天神崎・白崎・白浜・串本ツアーや沖縄ツアー、海外ツアーなど幅広いツアーで見る事が出来ます。
▼幼魚